看護師の転職体験談

2年目の若手看護師として臨んだ転職活動。技術や経験不足から面接で不採用が続き、危機感を抱いた体験談を通して、看護師が早期転職で直面する壁と、乗り越えるための気づきをリアルに綴ります。

看護師として転職を決意した一番の理由は、「家庭に比重を置こうと思ったこと」です。夫とも話し合いを重ねた結果、仕事の融通が利きやすく、転職もしやすい立場にあったのは私のほうだったため、前の職場を退職する決断をしました。

結婚・転勤・離婚・引っ越しなど、ライフイベントに合わせて複数回の転職を経験してきた看護師の体験談です。介護施設から急性期病院への転職や、地方での再就職活動を通じて感じたこと・学んだことをまとめました。

病院勤務を続ける中で、臨床の現場で限界を感じたことが、看護師としての転職の大きなきっかけとなりました。どれだけ尽力しても、患者さんの「自宅に帰りたい」という願いが叶えられない場面が続き、無力感を覚えるようになりました。病院で最期を迎える姿を見送るたびに、「もっとできたのでは」と悩み続けていました。

私は看護師として一人暮らしをしていたため、クリニックでの月収17万円では生活が非常に厳しい状況でした。そのこともあり、「年齢的に行動するなら今が最後のチャンスかもしれない」と感じ、より高い年収を求めて転職を決意しました。

私はもともと体があまり強くなく、介護老人保健施設で働いていた当時は、仕事と家庭の両立が難しく、体力的にも限界を感じていました。一時は、看護師として働き続けることを諦め、辞める決断をしようと考えたこともあります。しかし、看護師としていきいきと働いている同級生の姿を見て、「私ももう一度、看護師として働きたい」と強く思うようになり、「辞める」という選択ではなく、「転職する」という道を選びました。

看護師として2年間クリニックに勤務する中で、毎日同じ業務の繰り返しに「このままでいいのか」と悩むようになり、もう一度病院で自分の力を試したいと転職を決意。超急性期病院の外科系病棟で、帰宅時間が遅くなりすぎない救急外来(ER)を希望しました。

私は看護師として、美容外科・皮膚科クリニック勤務していました。しかし、そのクリニックでは、日祝・年末年始も休めず、家庭との両立が難しくなったため、子育てを優先し転職を決意しました。

看護師としてスキルアップを目指したことが、私が転職を決意した最大の理由です。これまでクリニックでは見よう見まねで行っていた内視鏡検査業務を、専門的に学び直し、「消化器内視鏡技師」の資格を取得したいと考えるようになりました。そのため、転職先には「内視鏡検査業務に従事できること」「日勤のみで勤務できること」を条件とし、消化器科を有する病院を中心に探しました。

看護師歴は少ないものの、転職前の病院で注射処置室、救急外来、脳神経外科、眼科、小児科、耳鼻科を経験できたことが大きかったと思います。今までの経験や学んできたことが評価され、転職後に病棟ではなく退院調整室の専従看護師として配属されました。

勤務歴2年目・27歳の私が、市立保健福祉センターから企業の健康管理室に保健師として転職した体験談です。一人職場で自由に働くことができる職場を求めて選択しました。

看護師歴3年目・30歳の大学病院からクリニックへ転職した看護師の体験談です。自分の生活リズムに合った日勤業務を希望し、クリニックで勤務する看護師が良いのではないかと考えました。

27歳・看護師歴5年目の有料老人ホームへ転職した看護師の体験談です。私は子育てと仕事を両立できる職場を選択しました。

30歳・看護師歴2年目の私が急性期の総合病院（病棟）から、慢性期の療養型病院の退院調整室へ転職した体験談です。

31歳・看護歴10年目の看護師が訪問看護師へ転職した体験談です。訪問看護ステーションに転職後、訪問看護師の仕事には、一人の利用者とじっくり向き合えることに一番のやりがいを感じています。